夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

お気に入り

240308

白菜寺には「白菜の格好」をしていかなければならない。「白菜の格好」とは、白菜のような色をした衣服を身にまとっていることであり、すなわち、衣服の色は白と緑で構成されていなければならず、かつ、色の境がグラデーションになっているとなお良い。 寺に…

231212

流行りのハンバーガー屋がホールの一角に店を出していたので、試してみることにした。某サンド屋のように、数あるトッピングを選んで自分好みにカスタマイズできるところが人気の理由らしい。 わくわくしながらメニューを覗くと、「ポテロング味」という魅惑…

230815

マックで朝ごはんセットを頼んだ。店員さんがエッグマフィンとサラダとコーヒーをトレイにのせる。それで全てかと思いきや、さらに卵入りごはん、鯖の塩焼き、味噌汁までついてきた。私は何も言っていないのに、店員さんが茶碗にごはんをよそいながら、 「こ…

230710

外へ出ると、綺麗な絵画のような朝の空が広がっている。はるか遠くで薄水色と深い紺色が混ざり、広場の木の葉からはたくさんの光の粒が湧き出てきて、鳥の群れのように弧を描きながらくるくる回り、どこかへ飛んでいった。 あれは全ての光を吸収する究極の黒…

230702

大阪の街を南北に貫くあの大きな国道は、夏はプールとして利用される。私は超高層ビルの上や上空を飛ぶヘリコプターから、その様子を眺めている。クロールで泳ぐ人、浮き輪に乗って水の流れに身を預ける人、たくさんの人々の小さい丸い頭が、細長い容器で洗…

230330 - 2

暗い夜道をひとりで歩いている。高架下に差し掛かると、前からものすごく背の高い欧米人がやってきた。手話を使って何か聞いてきているようだが、自分は手話を知らない。両耳に指を差し、両手を前で合わせてお辞儀して、「自分は耳が聞こえるから手話が話せ…

220916

車の後部座席で、昔あったような分厚いパソコンを開き、新着履歴に入っていた自分達の話し声の録音を聞いている。明日の集合場所についての連絡を待っているが、未だ音沙汰ない。 中学時代の生物部の顧問だった先生の家に着いた。車を降り、入り口の前に立っ…

220707

小学校からの友人の家へ行く。全ての家電が古くて年季が入っている。コンロに火をつけると、身の危険を感じるような大きな音を立てて燃える。これで大丈夫なのか、としつこく何度も聞くが、彼女は全く問題ないという風に他の作業をしている。 物置部屋に箱や…

220518

夜の船から外を見る。東京湾の上に浮かぶ、沢山の荷物を載せた巨大なシートを見ている。すぐそばに「鶴岡八幡宮」と書かれたビルがあり、真上には真っ白な四角い箱が浮いている。ずっと見ていると、たまにゆっくり回転する。船内からみんなでもの珍しく観察…

220430

アイスランドのとある一家にお邪魔している。その家の夫婦からここで暮らすルールについて説明を受けている。 突然、細くて異様に背の高い馬がたくさん出てきて、端から順に詰めて整列を始めた。列に並んだ馬は下に生えている草を食べ始めた。ある程度食べ終…

220315

ひょんなことからペットを飼いはじめた。猫とねずみと、黒くて小さい何かである。彼らは初めのうちは警戒心が強かったが、時間を共にするうちに、だんだんとこちらに懐くようになってきた。 ある日、いつものように彼らと一緒に晩ごはんを食べていると、掃除…

220314 - 2

私は目を瞑ってさっきまで見ていた夢を思い出そうとしている。 床に置かれたヒノキの枡に水がなみなみと張られており、イワシの頭に刺した棒が何本か、半分水に浸るように入っている。 (これはさっきまで見ていた夢ではない!このままでは夢の内容を忘れて…

220206

横浜市で新たに定められたゲーム条例は、当時流行っていた通信型人生ゲーム機から発せられる電波に、物理的な制限をかけることを可能にする効力を持っていた。この条例のせいで、市内の子どもたちの持つ人生ゲーム機では、結婚から先のイベントに進むことが…

220129

帰り道、数人の小学生が男に絡まれているのを見つけた。不穏な空気を感じるので声をかけたいと思うが、怖くて近づけない。知り合いが向こうから歩いて来るのを見つけたのでつかまえて、代わりに助けてあげて欲しいと頼み込んだ。しかし彼は私が何の話をして…

211225

某外食チェーンで食事をしている。机を覆うように並べられた沢山の料理のなかから鹿肉サンドをつかんでほおばる。中身がこぼれおちそうになってちょっとイライラして、食べ方が雑になる。 トイレのため中座し、個室の外へ出た。店内には広々とした座敷が広が…

211010

友人たちと滋賀旅行に来ている。泊まった民宿では自分たちでゴミを捨てなければならないのだが、朝の10時までに出せば良いらしく、自分の住んでいるところより遅いと安心する。これなら少しくらい遅く起きても大丈夫だろうと何の心配もせずにすやすや寝てい…

210911 - 2

我々は列になって森の中を歩いている。私は先頭に立ち、後ろに何人か続いている。私の背後を歩いている背の高い人は、私の主であり、私はその従者である。主は地面までつくほど長い服を身にまとい、これまた長い金髪を束ねずにさらりとなびかせて歩いている…

210911 - 1

近所にナポリタンの美味しいレストランができたので行ってみた。暖色系の照明や赤いクッションの椅子など、昭和のレトロな喫茶店のような店内で、期待以上のおしゃれな雰囲気に心が躍る。スタッフが私を一人客だと確認すると、奥の2人掛けの席に案内された。…

210905

私に妹ができた。母から赤ん坊の彼女を渡され、注意深く抱っこする。抱っこしたまま立ち上がろうとするが、立ち上がる時の揺れで泣き出してしまわないか心配で、思い切りをつけることができず、逆によろよろとしてしまう。生まれたばかりなのでそんなに重く…

210901

我が家は多額の借金を抱え、度々やってくる取り立て屋に怯えながら暮らしている。今日も彼らがやってくる気配がする。部屋中のカーテンを閉め切り、居留守を図ろうとするが、彼らの足音が聞こえてきたところで、玄関の鍵をかけるのを忘れていたことに気づく…

210708

巨大なスクランブル交差点をみんなと一緒に歩いている。先ほどからやたらと知り合いの姿を見かける。反対側から初老の紳士がやってきた。彼もまた私の知り合いであった。彼はこちらに気づいて近寄ってきて、私たちがどこへ向かっているのか聞いてきた。「ど…

210604

研究室の同期と彼女の妹さんと私がソファに座っている。同期は立ち上がって黒板の方へ行き、所属コミュニティのイベント告知を書き始めた。彼女は恐るべきスピードでチョークを走らせる。ネパール語のため、何と書いてあるかは分からないが、文字の形を知ら…

210529

幕末日本に修学旅行に来ている。各班に上司と部下の2人の武士がついて案内してくれた。街には漆喰の建物が立ち並び、青い空に白い外壁がよく映えて眩しい。 宿へ戻って自分たちの部屋へと向かう。部屋は洗面所を挟んで手前と奥に分かれており、自分の布団が…

210408

6畳ほどの部屋に友人と2人でいると、隣の部屋に電話をしながら入ってくる男がいた。男が危険な人物であることは私も友人も知っており、2人で顔を見合わせ、どうしようかと相談する。ひとまず私はベランダから逃げられるかどうか試してみることにした。ベラン…

210323

もうじき地球に隕石が落ちてくるらしい。街の人はそれを知らないのか、普段通りに振舞っている。夕飯を食べにその辺の居酒屋に入ると、3人の気怠げな女子高生らと相席にされた。料理が出てくるのを座って待っているが、向かいの3人の視線がやけに痛い。お喋…

210312

年末ということで、父方の祖父母と両親と私とが集まってこたつを囲んでいた。祖父母が年越し蕎麦をお土産に持ってきてくれたらしい。開封してお湯を入れると、汁がこたつの天板と同じ暗い赤色になった。私の隣に座る祖母が、乾燥したネギや椎茸や、きんとん…

210305

恋人(誰)にドライブに連れて行ってもらうことになった。後部座席に後ろ向きに座ると、背後の景色がよく見えた。このとき、私はバイクに乗っていたように思う。海辺にかかる橋を渡るバイクにしがみつきながら、夕暮れの景色を眺めていた。心地よい風を顔に受…