夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

240321

 一人暮らしの私の部屋に、母が尋ねてきた。うどんを茹でて一緒に食べ、すぐに母は帰っていった。3LDKのだだっ広い部屋にひとり残された私は、母が何か残していってくれていないかと冷蔵庫を開けた。

 冷蔵庫の中には、期待していたような料理はなく、その代わり、さまざまなうどんが入っていた。カビが生えたうどんや四角く固まったうどん。いろんなうどんの小さな展覧会である。

 アパートの共同の洗濯槽で、靴下を洗う。後ろに並んでいるおじさんは、知り合いの歌手の昔のヒット曲を鼻歌で歌っている。あまり時間がないらしい。焦りを誤魔化している歌い方である。

 知り合いの歌手に自分の部屋で開くパーティーの招待状を送ろうかと思う。おじさんはアパートの隣の部屋に住んでいるので、歌手に大声で歌わせれば、ヒット曲の音漏れを聞いてもらえるかもしれない。

 母が残したうどんに水を入れて温める。知り合いの歌手がいつのまにか隣に立ち、私の人生についてお説教を始める。歌手の口調はだんだんヒートアップして、仕舞いには、

「これは食べ物じゃない。ただのモノだ!食ってみろ、そうすれば分かるだろ!」

などと言いながら、ところどころ金属と化したうどんを私の口にねじ込んでくる。

 歌手の妹が後ろから我々の様子を見ながら、手を叩いてはしゃいでいる。隣のおじさんには申し訳ないが、ヒット曲は聞いてもらえそうにない。

240314

 みんなで旅行へ行くことになった。自分の背丈より大きな箱状の建物が粗雑に積み上げられたタワーのてっぺんに、テーマパークがある。以前、大きな箱をよじ登って、そのテーマパークへ下見に行ったのである。

 どういう流れか、行きはみんなで行って、帰りは流れ解散ということになった。旅程が決まったところで、1日で行って帰っては無理なのでは…と心配になる。あまり遊べないのではないか…。

 当日、現地に着くと、下見の時は健在だったコーナーが一部解体されていた。解体現場では、黄色い小さいロボが、結構なスピードで通路を駆け抜け、瓦礫を運んでいる。くるぶしくらいまでしかないので、踏まないように気をつけながら歩く。途中、罠が仕掛けてあったりする。たまにロボが引っかかる。

 友人と私は夕飯担当になった。協力して夕飯をつくるはずが、ちゃんと打ち合わせしておかなかったので、どちらも焼きそばをこしらえてしまった。幸いなことに、微妙に味が違う。もう少しだけ差異をつけたい。味の濃い調味料はないかと、キッチンの棚を漁る。

 お土産店は、緑の屋根と丸い窓がついていて、可愛い外観をしていた。一方、売られている物は随分と独特で、昔見た有名なアニメキャラが鬼の顔になったプラうちわなど、ニッチそうな商品が揃っている。すでに流れ解散した後だが、なんだかんだ全員お土産店内をさまよっているのが見える。やっぱりみんなで帰った方がよかったかもしれない。

240313

 我々は一列になって雨の町を歩く。誰かが私の前を歩く夫婦に声をかけ、食品サンプルとその他もろもろの必要な物品を持っていくようにと手渡す。持ちきれなくて困っているようなので、少し持ってあげることにした。小学生用の傘で、ハリーポッターに出てくる獣のキャラクターがプリントされている。

 いろいろ持って行けという割には、それをどうしろという指示が全くないので厄介である。大きな交差点を渡るときには、要らなくなった道路標識まで渡される始末である。暴走車が逆走しながら左のほうに消えていった。どんどん物が増えていく。

 仕方がないので、次のサービスエリアに着いたとき、レストランの入り口に飾ることにした。花束ナポリタンというメニューがある。花束用の紙を巻いた中に、花の代わりにナポリタンを入れている。他の食品サンプルと並べて置くと、可愛らしくて良い。

 テーブルはどこもいっぱいで、相席の客に背を向けて座り、サンドイッチをかじる。

240308

 白菜寺には「白菜の格好」をしていかなければならない。「白菜の格好」とは、白菜のような色をした衣服を身にまとっていることであり、すなわち、衣服の色は白と緑で構成されていなければならず、かつ、色の境がグラデーションになっているとなお良い。

 寺に向かう途中、家族連れや夫婦とすれ違う。みんな白菜の格好をしている。私ももちろん白菜の格好をしている。

 入口でパンフレットを受け取る。最近職場を休んでいるあの人に届けなければならない。久しぶりの研究室には誰もおらず、プロジェクターのコードをあちこち繋いで準備をしながらみんなを待つ。

240305

 寝台列車の旅に出た。すれ違う列車の巨大な窓の向こうには、私と同じように、ふわふわの白い枕とシーツに埋もれてだらしなく寝そべっている人たちの姿が見える。

 私の乗っている列車は、いつしか壁がなくなり、ベッドが剥き出しになったまま、線路上に停車した。線路にベッドを置いて寝るという大胆な行動が自然と発生し、その背徳感を楽しんでいると、誰かがやってきて私に電気ピストルの銃口を向けた。感電死を覚悟するも、ピストルは空だったようで、不意を突き犯人を捕まえた。ベッドが丸見えというのも考えものである。

 恋人と服屋に来ている。バレンタインのお返しに、好きな服を買ってくれるとのことだが、丸襟でオレンジ系色の丈の短いワンピースなど、趣味ではないものばかり。

 お菓子を食べようとすると部屋中にぼろぼろとこぼれてしまう。

 マルフォイ、行方不明になる。

240227

 チェコの大聖堂の中に建てられた換金所に並ぶ列が、教会の長椅子の間を這うように続いている。早めに着いたのにエレベーターを使わなかったので、抜かされそうになる。

 デートコースは水族館からの水族館。流される大量のクマノミが名物。たまに偽物が流れている。ぬいぐるみのクマノミである。

 チェコの雑貨屋には可愛い手袋が売っている。

 オヤツタイム。甘すぎるのはあとで。宿題は皆で。

240214

 選挙会場にて、投票用紙を受け取り、席につく。投票用紙はまるで筆記試験のマークシートのように回答項目がたくさんあり、制限時間までついている。真っ白な机がものすごく広く感じる。休憩を挟み、会場に戻ると、グループ面接のように4,5人が面接官を囲うように座っており、そのような島がいくつか出来上がっている。

 受験者一斉の「ありがとうございました!」から始まる質問会。面接官は一人ずつ指名し、なぜそのような投票をしたのか、問いかけていく。私はブランケットを洗濯した時のことを思い出しながら、質問に答える。洗濯機のスイッチを押し、脱水が終わったら中の物を干すだけ。

「心境の変化などはありましたか?」

と面接官。ただならぬ感じがし始める。

 キッチンへ移動して冷蔵庫裏を覗き込む。壁に黒い粒がたくさんついている。見間違いであってほしいと願う。アリが大量発生している。アリの群れはシンクまで続いている。殺虫剤を撒きたいが、中には大きな虫もいるので、下手に刺激すると大変なことになりそうだ。洗面所には、黒地に白やオレンジの模様が入ったカミキリムシが3,4匹いる。