夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

1024 - 1

 再び研究室のメンバーと旅行に来た。タクシーに乗ってペットショップに向かっている。提案した友人Cさんにペットを飼いたいのかと尋ねるが、ただ犬猫がじゃれ合っているところを見たいだけらしい。ちなみにCさんはウサギを飼っている。ウサギばかり見ているとたまには犬猫を愛でたくなるのか知らん。

 すぐに渋滞にはまってしまい、車は全く進まなくなってしまった。するとKさんが、「ここで帰らなきゃ」と言って車から降りてしまった。右側には以前彼女が通っていた高校がある。今帰らないと、駅に着くころには生徒の下校時刻と被ってしまうらしい。急な別れを惜しみつつも、そういう理由なら仕方ない、と彼女を見送る。

 残されたメンバーでしばらく他愛もないおしゃべりをしていたが、ふと我々が渋滞と思っていたのはどうやら路駐の列だったらしいと分かった。こんなにたくさん車が止められているのは何かわけがあるのだろうかと思い、車を降りて外へ出た。他の車の持ち主も同じように不思議に思っていたらしく、道にたくさんの人がわらわら出てきている。その中でも特に人が集まっているような場所があったので近づいてみると、ある一軒家の前に出た。

 その家は道の前で一尺ほどの背丈の猿の赤ちゃんを放し飼いにしているらしく、何人もの人がその家の前で猿の赤ちゃんと戯れている。私も赤ちゃん5匹とじゃれ合い始めた。人懐っこいが、たまに手を甘噛みしてくる。全員一気に右手に乗せるなどしてしばらく遊んだ後、タクシーへ戻った。

 残念ながら今日はペットショップは休みらしい。グーグルマップから本社の電話番号を見つけて電話をすると、名古屋の支店は開いていると教えてもらった。しかし名古屋ともなると結構離れているし、さっきので動物とのふれあいは結構満足している。「まあ、行けたら行きます」などと建前上の返事をして電話を切った。

冬至なので

最近わけあって夢日記の更新をストップしているのですが(遅くとも3月くらいには再開すると思います)、今日は一年のなかで最も夜が長い日なので、今までに書いた夢日記をまとめてみました。

まずは夢日記の一覧です。

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続いてこれらの中でも特に気に入っている夢をまとめました。

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本当はもっといろんな角度からまとめてみたかったのですが、時間がないので止めました。

夢日記を始めたきっかけをすっかり忘れているのですが、とにかく飽き性の自分がこれほど続けられた習慣はほとんどないので、これからも適度に大事に続けていきたいです。

いつもご覧いただきありがとうございます。よい夢を…

1023

 地底には洞窟の部屋がいくつかあり、そのうちの一つは書庫になっている。私はその部屋の中で、壁に立てかけられた自分の身長ほどもある巨大な絵本を眺めていた。私の背後にはずらっとキャスター付きの本棚が並んでおり、部屋中に博物館でよく聞くような解説ナレーションが響く。この部屋は、アフガニスタンの子どもたちを支援する取組みの一環として彼らに届ける本の、一時保管場所となっているらしい。以前より届けられる本がどんどん少なくなっていっているという。

 壁に立てかけられた大きな絵本は、アフガニスタンのある地方で家族みんなで暮らす人びとの様子を、一人の女の子の視点から描いているものである。柔らかなタッチと色使いで何気ない日常の出来事が描かれているが、ページをめくるごとに、絵や文章の配置から受ける印象がどんどん不穏なものへと変わっていき、後半に差し掛かったころには、絶えず強烈な恐怖が私を襲うようになっていた。なぜだかわからないが、一刻も早くこの場から逃げ出したいと感じていた。私は自分自身のことを考えた。

(私たちはみんなで仲良く暮らしている。これが一番大事なんだ、そういう意図で描かれた絵本なんだ!だから大丈夫だ!!)

そう強く念じて迫りくる恐怖に対抗した。キャスター付きの本棚には文庫本もたくさん置かれていた。ラノベっぽい表紙の本を一冊手に取って眺める。帯が上下左右につけられており、とても邪魔に感じるが、勝手に取ってしまっていいものか悩ましい。

 突然外から集合の合図がかけられた。急いで部屋から出て、みんなの列に加わる。我々は洞窟のような細い道を歩いていく。先頭にいる師匠は少し開けた場所で立ち止まり、今日から加わった新たな仲間に向けてこの場所の紹介を始めた。この地底には3か所の心霊スポットがあり、ここはそのうちの一つとなっている。師匠の指さす空間には、白の太字で怨霊の名前が表示されている。名前がローマ字表記となっているので、ここにいる怨霊はおそらく海外の出身なのだろう。この説明を聞いて合点がいった。私が先ほどから強く感じている恐怖の源はここであった。

 師匠は周りを見回し、「今日は見当たらないようだね。」と言う。私もつられて辺りを見回した。上を見上げると、こちらに飛び降りてこようと構えている怨霊の姿があった。客観的に見ると危機的な状況だが、我々は別段慌てることもなく冷静である。師匠がついていれば、彼ら怨霊はこちらに手を出すことができないことをみんな知っているからだ。

 そう思った瞬間、みんなどこかへ行ってしまい、私は一人ぼっちになってしまった。これはまずい…!と慌ててその場から逃げ出した。私はヒトダマのような白く光る浮遊体となり、狭い洞窟の中を飛び回った。来た道に引き返そうともしたが、あちこち回りすぎてもう自分がどこにいるのか見当もつかなくなってしまった。書庫にいたときから絶えず感じていた恐怖は一層強まり、何かおそろしいものがどんどんこちらに迫ってきて、ぴったりと私の横にくっつこうとしているような感覚があった。途中、自分と同じ姿のヒトダマがいくつかうごめいているのを目にしたが、仲間かどうか判断する余裕もなく、ひたすら誰もいない安全な道を目指して飛び回った。

 しばらくすると突然やや広い道に出た。道の真ん中にはトゲトゲしたスライムみたいなやつが浮いており、見るからに強そうなオーラを放っている。とてもかなう相手ではないと分かったが、他に進むべき道も見当たらず絶望していると、道の反対側に、今にも発射しようとしているロケットを発見した。私は閉じかけていたドアの隙間から急いで中へ飛び込んだ。

 私を乗せたロケットは地底から飛び出し、外の眩しい光にしばらくの間目がくらんだ。雲が空一面を覆い、パラパラと雨が降っている。雲全体が太陽の光を受けてぼうっと白く光っている。どうやら鉄筋がむき出しで外の光が差し込む廃墟の中を、ゆっくり上昇しているようであった。ロケットはいつの間にかただの四角い板になっており、私のほかに4人ほどの仲間が乗っていた。

 やがてロケット、もとい板は上昇をやめ、ゆっくりと下降を始めた。今はゆっくりだが、次第に落下速度が増すことは分かりきっており、この高さだと下に落ちたら死んでしまうかもしれない。我々は慌てて、廃墟の天井から吊下がっている巨大な2つの鉄ロールの方へ重心移動で板を動かし、ロールの上になんとか板を滑り込ませた。ロールは可動式らしく、我々と板を乗せてゆっくりと降りていった。降りていく途中、なぜか私だけ鋭利なパイプに突き刺さって死ぬように仕向けてられているのを感じたため、必死に抵抗した。

 結果、全員無事に着陸し、各々のポケットWi-Fiを取り出してバッテリー残量を確認した。まだ90%もある。よかった、死んでない。と安堵したのもつかの間、私の残量だけ突然1%に切り替わり、乾電池の表示が緑から赤になった。何者かがあらゆる手を使って私を死に至らしめようとしてくる。

 とにかく、我々は無事に外に出ることができた。先ほどまでずっと感じていた恐怖はいつの間にか消えていた。希望を持って、これからどうするか考えていこう、とぼんやり白く光っている曇天の空を見上げながら思った。

1010

 友人たちと滋賀旅行に来ている。泊まった民宿では自分たちでゴミを捨てなければならないのだが、朝の10時までに出せば良いらしく、自分の住んでいるところより遅いと安心する。これなら少しくらい遅く起きても大丈夫だろうと何の心配もせずにすやすや寝ていると、突然Tに起こされた。外はまだ暗い。時計を見るとまだ4時である。T曰く、Cさんがひとりでゴミを捨てに行ってしまったのだとか。指定のゴミ捨て場はここからかなり遠くにあり、一番近いルートはこの時間帯だと立ち入り禁止になっている。Cさんはそのことを知っているだろうか。禁止エリアに入ってしまって問題になったりしないだろうか。心配になったので、みんなで外へ様子を見に行くことにした。

 住宅街の中を走っていると、遠くのほうに、灯りが列になって伸びているのが見える。辺り一面真っ暗な中、その灯りだけがぼんやりと浮かび上がっている。私たちは走るのを止めずにどんどんその灯りに近づいて行き、とうとうその正体を前に立ち止まった。

 そこではたくさんの人が一列になって街を練り歩いていた。一番前にはお神輿を担いだ人たち、その後ろには弓を操る人たち、そのさらに後ろには首からぶら下げた木の板の上で料理をする人たち…。などなど、多様なコンセプトに基づいた踊りを踊りながら、彼らは進んでいく。お神輿の後ろで弓を操っていた人たちは、一通り踊りが終わり、弓を構えて決めポーズをとると、後方へ走っていき、列の一番後ろに並び直した。弓の人たちが列を抜けるとすぐに、料理をする人たちの踊りが始まる。料理の人たちの踊りが終わると、弓の人たちと同じように彼らも列の後ろへと走っていく。お神輿を担いでいる人たちは、ひとつの踊りが終わるごとに空いたスペースの分だけ後ろに下がる。このように、お神輿のある方に列が進むと思いきや、実は彼らは反対方向に進んでいくのであった。

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1004 - 2

 小学校の社会科見学でペットショップに来た。水族館みたいな馬鹿でかいショーケースの間を歩いていると、奥の方から高校の同級生のYさんが大型犬と戯れながら現れた。彼女はここで働いているようだ。確かに大型犬が似合う人だと思って彼らの様子を見ていると、次第に大型犬と思っていたものが実は毛の長い大型のオウムであることが分かってきた。

 今度は右後方からチワワが飛び出してきた。どこからか脱走してきたらしいので急いで捕まえ、隅に置いてあった三脚入れのような長い袋にチワワをしまった。私と一緒にチワワを捕まえていた人が、奥の方に何かあるのを見つけた。近づいてみると、白くて細長い四角柱の筒が床から突き出している。筒の先の方の側面には四角い穴がくり抜かれており、筒の中に入っている何かが底の方からぴょこぴょこ浮き上がって、たまに穴から頭を出すのが見えた。ああ、思い出した。これは在りし日に同級生がつくって、ずっとここに隠していたやつだ!満を持して今、この筒を有意義に使うべき時がきたのだ。

 すかさず同級生のひとりが遠くにいる子に向かって雑巾を投げた。すると雑巾を投げられた子が持っている棒からプラズマが放たれた。我々は急いで例の白い筒を手に取ってかざした。すると空中に放たれたプラズマは全て筒の先端に集められ、雑巾を投げられた子の持っている棒と我々の持っている筒とがプラズマで繋がった。そのまま我々は筒を傾け、教室中にプラズマが行き渡るようにぐるぐる振り回した。

 ひとしきり遊んだあと、筒を地面の上に落とし、残っていた火種を履いている革靴で踏んづけて消した。ふと周りを見渡すと、辺り一面崩壊しており、消防車やパトカーが何台も停められている。捕まるのではないかと不安になったが、その心配はなさそうなので、担任の先生とみんなで建物の崩壊した跡地を歩いた。地面が泥だらけでズボンも泥まみれになるが、もともと泥のような色のズボンを履いているのでほとんど目立たない。こうなることを想定して遊んでいたことを突っ込まれるとあとあと具合が悪いなあ、と考えながら歩いた。

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1004 - 1

 よく朝ご飯を食べに行く料理店がある。80から90くらいのおばあちゃんがひとりで切り盛りしている。店が外の通りに開かれた形になっており、私は外に面したカウンター席が気に入っている。そのお店に行けば必ずそのカウンター席に座り、味噌雑炊を頼む。味噌雑炊は大変美味しく、冬の寒い空気に湯気が立ち込めるなかで交わすおばあちゃんとの何気ない会話が何より楽しい。ここへ来れば朝から元気をもらえる。

 ある朝、いつものようにそのお店に行くと、おばあちゃんがキッチン横の丸椅子に腰かけている。私が来ても微動だにせず座っている。こちらを見てくれない。店内にはおばあちゃんのほかに40代くらいの女の人がいて、ぶつぶつ独り言をつぶやきながらあくせく働いている。私はいつものように味噌雑炊を頼む。女の人は味噌雑炊の入った器をぞんざいに私の前に置く。早く食べて出てってくれと言わんばかりである。おばあちゃんは何も言わず、こちらを見ようともしない。じっと座って一点を見ている。嬉しいのか悲しいのか怒っているのか、表情からは読み取れない。

 40代の女の人は娘さんだろうか。彼女の独り言から察するに、他の仕事と掛け持ちしているようだ。わざわざ忙しい中受け継がなくてよかったのにと思う。おばあちゃんとの時間はもう戻らないのだろうか。すぐそばに座っているのに怖気づいて声をかけることができない。

0924

 彼女の母は仕事人で、彼女が学校から帰ったら家に誰もいないのが日常である。ただ今日は特別で、家で母が彼女の帰りを待っている。母と一緒にお昼の時間を過ごせるのはずいぶん久しぶりのことなのに、彼女の表情はいつもより暗く感じる。不思議に思うが、彼女が帰宅した後の母とのやりとりからその理由が明らかになった。

 彼女が家のドアを開けるとすぐに奥から彼女の母が出てきた。おかえりの言葉もなく、彼女に向かって開口一番、

「お父さんの仕事場に行くからついてきなさい。」

と言う母。結局いつどこにいても仕事の話ばかりだ。彼女はこの母の言葉で、今まで溜め込んできたものが一気に溢れ出すのがわかった。彼女は母のすぐそばにいた幼い妹をおんぶして家から飛び出した。母はしばらく呆気に取られていたが、すぐに我に帰り、彼女を走って追いかけた。私もそのすぐ後に続いた。

 彼女は大学キャンパスの本館前を横切って駆け抜けていく。そこへ後ろから車がやってきて、彼女と妹を中に入れて再び走り始めた。彼女の母はどこかで自転車に乗り換えたらしく、後ろから私を猛スピードで追い抜き、走り去ろうとする車に向かっていった。すると突然、車の影からもう一台自転車が飛び出し、右手前方向に走っていった。自転車は母を錯乱させるためのダミーだったが、彼女の母には効かなかったようで、母はそのまま彼女らを乗せた車を追いかけていった。

 とはいえ、自転車では車に追いつけはしないだろうし、ひとまず作戦は大成功である。植え込みのそばに停まったダミー自転車のもとに駆け寄ると、やはり乗っていたのはE君であった。彼は本作戦の首謀者だ。さすが、目を見張るほどの活躍ぶりだった。気がつけば私の他にも部活の同期が何人か集まってきている。

 E君はビニール袋を開いて中を見ながらM君と話している。何の話かと思って近寄ると、ビニール袋の中にはつけ麺が入っていた。E君の手作りらしい。おそらく麺ではなくつけだれの話なのだろうが、いずれにせよさすがE君だ。周りのみんなも口々に彼を褒め称える。賞賛の対象が今回の作戦なのかそれともつけ麺なのか、よく分からなくなってくる。

 とりあえずみんな私の家に来た。カメラでつけ麺の写真を撮ろうとしていると、E君のスマホに電話がかかってきた。番号を見たE君は血相を変え、慌てふためき始める。間を置かずに玄関からドアをドンドン叩く音が聞こえてきた。ドアのすりガラス越しに警官のシルエットが見える。私は恐ろしくなり、M君の背後に隠れた。

 警官は勝手に鍵を開けて中に入ってきた。玄関の方に向かったE君と警官とのやりとりが聞こえる。決して穏やかなやりとりでないことが伝わってくる。警官はE君に詰め寄りE君は後ずさりをするので、彼らはどんどんこちらに近づいてきた。警官は私の立っている壁に回り込むようにE君を追い込み、私のすぐ右隣で壁ドンをした。その手が若干私の右肩に当たった。

「他人の家に勝手に上がり込んで何をしてるんだ?」

と警官。(それはこっちのセリフだろ…)と思ったが、さすがに口に出せる空気ではない。