夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

0119

 ふと鏡を見ると、腹が出て腕が太くなり、毛深くなった自分の姿が目に映った。顔も半分ほど赤くなっている。アレルギー反応のようなので、薬をもらい、とりあえず人のいる職場で様子を見ることになった。

 インターホンが鳴ったのでモニターを確認すると、真田幸村の鎧をかぶった堺雅人が立っている。堺雅人はインターホン越しに、受け取ってほしいものがある、と言う。最近、世の俳優たちが対象者の家に健康観察に必要な機器を配るようにしいるらしい。堺雅人はこの辺りの家を担当しているのだろう。こんな形で俳優と話ができるとはすごいことだなと思う。

 ただ、自分はアレルギーのためにここにいるのであって、対象者ではない。どうやら誤解されているらしい。いろいろと厄介なので、友人とその場から逃げ出した。乗る時に次々と地割れしていくエスカレーターで下へ降りると、人だかりができていた。これからPerfumeのライブがあるらしい。

 どこもかしこも人だらけで、空いている場所を探すのが一苦労である。先に進むのは諦めて、しばしライブ鑑賞をすることにした。右端の壁のベンチの上に立ったが、ベンチがバキバキに割れているのに気づいた。しかもベンチの下では、子どもたちがうつ伏せになっている。慌てて降りて平謝り。

0102

 その学校では、直に触れる学びを大切にする、というモットーを掲げていた。歴史の教室には簡単に作られた当時の機械が何台か並んでいて、生徒たちはそれらを実際に操作することで文明の発展を学ぶのであった。

 そのほかの科目では、基本的に自主学習の形がとられていて、登校初日の私は自習用のプリントを手渡され、自分の席に案内された。広い教室に机が所狭しと並べられており、机と机の間の狭いスペースを進んで行った。先生たちは生徒全体を見渡せるように、一番前の席で横並びで後ろを向いて座っている。

 お昼を買いに外へ出た。中庭の大きな池の上をサンダルで走る。水の上を走ることができるのは自分だけなのだと知っていた。ミラノサンドの看板に心を惹かれつつ、もっと美味しそうなものがあるかもしれない、と校内をうろうろする。

 友人がディズニーのグッズをありったけ買っていた。さすがお金をたくさん持っているのだなと思った。友人に、この後おしゃれな飲茶に行くのはどうか、と提案する。お腹はいっぱいだけど、天心をぽちぽち食べるくらいならいけそうだし、せっかく会ったので何か食べながらゆっくりおしゃべりしたいと思った。

 横浜を一望できる場所に行きたいと言うので、山手の丘の石段の頂上をおすすめしようか迷う。でもここはやはり、みなとみらいの観覧車の方がいいだろうか。

1230

 急いでトイレに駆け込みドアを閉めると、誰かのパーカーの紐を挟んでしまったらしい。挟まれた人が何か叫んでいるので、交渉をするため慌てて個室から出た。当然その人は怒っていて、お詫びの品を取りに戻るため、財布と時計を預けて、雪の降る夜の道路へ飛び出した。

 何かに怯える私は家に帰ると、風呂場の窓下に等身大の人形をばら撒いた。明日の資料をファイリングする。時間ないので、参加者の方たちには自分で印刷してファイリングしてもらおうと思う。データだけ送る必要がある。

 閉園間際に自転車置き場へ行き、友だちと並んで話す。鞄から水筒を取り出して少し飲み、また鞄に仕舞う。楕円形の筒なのでかさばらなくて良い。

 みんなでサーティワンに行き、新作メニューのパンプキンアイス味のホットスムージーを頼む。

1228

 南南雲島20に帰ってきた。船から降りて、大勢の乗客たちと壁沿いに右へ右へと進む。いつの間にか腰まで海水に浸かっている。溺れないように気をつけながら岩肌によじ登る。

 我々はいつの間にか学校のような建物の中を歩いていた。机が並べられた一般的な教室はなく、音楽室のようにだだっ広い空間にさまざまな物が置かれている大部屋が連なっている。

 ジョージアから来た留学生が、白い紙に「愛」の字を書いている。私はその辺のテーブルに座り、酒に弱い癖に、みんながいるから調子に乗って、ジントニックを頼み、ぐいっと飲んだ。意外とすんなり飲めるが、後から大変なことになる気もする。

 誰もいないはずの奥の部屋から、時折音が聞こえてくる。気味悪く思って入るのをためらっていると、今いる部屋の窓際のドラムセットに座り、マイクを叩く人がいる。その音が向こうの部屋に響いているようだ。

 押していいのか分からないボタンをとりあえず押す。会社にあまり関心がない課題を引っ張ってくる。兄弟と浜松政権の仲が悪い。

1213

 私は、他の身寄りのない者たちと比べれば、かなり恵まれたほうだったのだろうか。鞄の中で膝を抱え、海に放り出されるのを待っていた。もう終わりだと思っていた。だが一隻の船舶が桟橋に近づいてきたとき、再び生きる気力が湧いてきた。前向きになりさえすればあとは簡単で、積み荷を作る人の視点から、自分の入っている鞄を船に放り込み、その後はパンチパーマの乗客の視点から、鞄が人の目に触れないように監視していた。

 若い女が鞄に近づいてきてジッパーを開けるので、慌てて絵の具セットに擬態してその場を凌いだりなんかしていると、船が次の港に着いた。パンチパーマの乗客は、私の入っている鞄を持ち、ホテルへ入った。鞄から出てようやく自由の身になった私は、同じように潜伏していた仲間たちと共に、ホテルの高級レストランで食事をとることにした。

 料理が運ばれてきてから席を移動することになり、私は縁ギリギリまで油が入った小さな器を持ってのテーブル席に座った。器を置こうとすると、テーブルがふかふかのソファのような生地でできているので、どうしても油がこぼれてしまいそうになる。コースターを先に置かなければならない。後ろの仲間が持ってきてくれているはずだが、モタモタしていてなかなか置いてくれない。私は器を手に持ったまま、どうすることもできずに固まっている。

 食事を再開しようとテーブルをよく見ると、紙のランチョンマットに、自分が書いた夢日記がプリントされていた。はてなブログの記事の特集なのか、夢日記の特集なのかはわからない。一部プリントミスがあったらしく、店員さんが手書きで書き足してくれているのを見て、単純作業の一環とはいえ、自分の夢日記が読まれているという事実を確認し、嬉しくなる。

 ホテルを出た後は、友人の家に居候させてもらうことにした。友人が不在の間も家にいて良いとのことだった。ひたすらに眠かったので、友人が帰るまで仮眠をとることにした。彼女の家には3つもベッドがあり、だいたい9時間で帰ってくるから、それぞれ3時間ずつ眠れる、などと計算しながら外着のままベッドに潜り込んだ。

1118

 深緑の木の板と白の壁のコントラストがいい感じのカフェに入る。

 2階は従業員用で立ち入り禁止だが、別階段にはその掲示が無いので、立ち入ってしまおうかと葛藤する。

 踊り場の窓から外を見ると、たくさんの建物が見上げるほどの高さに積み上がって、3つほど山のようになっている。

1109

 大学の建物の壁に、私と親友の横顔のイラストが、ローマ字の名前とともに、でかでかと描かれているのを見つけ、ようやく自分も注目される日が来た、と嬉しく思った。そういうマークがつけられた建物では、夜な夜な学生たちがパーティを開くのがお決まりである。毎晩、我々は守衛さんに見つからないスキルを磨き続ける。今宵も深夜の隠れんぼが始まる。

 夜中の割には随分と明るい階段の踊り場で、守衛さんと鉢合わせそうになった私は、手すりが何重にも重なり合い、カーテンのようになっているスペースの後ろ側に滑り込んだ。守衛さんは私の前で立ち止まり、身を屈めてこちらに顔を向けた。手すりの隙間から私の顔が真正面に見えるはずなのに、なぜか目が合わない。相手は目が疲れているので、私を見つけられないのだ、とこちらが思い込むことで、事なきを得ようとしていると、守衛さんは倒れてしまった。

 改めて建物内を歩き回ると、工事期間中らしく、高3なのにダンボールが積まれた壁のない教室なんかがあったりする。こんな環境では受験勉強に身が入らないだろう、と思う。トイレに入ったが、どこにも仕切りがない。

 仕切りがあるトイレを探し、駅を徘徊する。見つからないままカーテンコールの時間が始まる。カーテン上がり始めてから気がついたが、どこからどこまでが舞台なのだろう、私はどうして自分が今舞台に立っていると思うのだろう、何も分からない。

 裏手にいくつかトイレがあるが、皆汚そうなので、最後の駅ビルへと続くスロープを登る。途中、ベビーカーを押して歩く人たちとすれ違った。彼らは、こどもだけど大人、大人だけどこども、という理由で差別を受けている人たちである。私は彼らのように、周りからそうとは悟られないものの、実は自分も同じなのである。何事もなく通り過ぎようとしたそのとき、私が同じ性質の者だと察知したのか、彼らに腕を掴まれた。なにやら話しかけられたが、突然のことで驚き、聞き逃してしまった。

 取り巻く人々の中に、ガタイのいい人たちががいて、引きずられ、脅され、動画を撮って配信される。恐ろしさに身が固まる。我々には何をしてもいいと思われているらしい。周りに誰ひとり味方はいない。