夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

230814

 いつものように自分の上履きを受け取って、作業場まで移動する。私は回転椅子に座って高速でタイヤを回しながら進む。今日は、少し変わった人として広く知られている人が、後ろから来ていて、追い付かれないか不安になる。

 今日は友人が主任する作業の補佐として参加する。まだみんな来ないので、ヘラで床の地衣類を剥ぎ取って横に積み重ねていく。ペラペラでのっぺりとした円盤のシールのような地衣類。

 遅れてやってきた気怠げな女子2人組に、友人が説教を始める。普段の明るいトーンとは打って変わって、とても声が低い。怖い。女子2人組は、途中で小腹が空いたから何か食べてきたらしい。友人の咎めに歯向かっている。

 私は彼らの邪魔にならないように、傍にしゃがんで一眼レフをセットする。これはウガンダのプログラムだが、日本が舞台だから建物がとても綺麗。看板も当然日本語である。

 化粧水など顔につける美容液は、感染症拡大予防のため、屋外の使用のみ可とされている。

 なにか手伝えることはないかとうろうろする。キッチンにはさっきの女子のひとりが立って、みんなの夕飯を準備している。手伝えることはないかと尋ねると、野菜を切るなどの指示を出すより、自分で思い通りに切って動いたほうが都合がいいとのこと。たしかに2人で作業するにはスペースが狭い。机にも物がたくさん乗っている。

 彼女はガーリックの薄切りがないか探している。確かにパスタには必要だ。私も冷蔵庫、棚をあさる。以前からここを使っている人たちの私物から拝借しようとするが、賞味期限が一年切れているヨーグルトが奥にあるのを見つけ、やめる。

 棚には写真入れが多数。定期的に祖父母に送っていた写真もここにファイリングされている。いつの写真か何も書かずに渡していたが、インデックスをつけてあげるべきだったと思う。

 私は先ほどから、自分が思ったことをそのまま口に出していたことに気づく。ボケると独り言が多くなるなどと言うが、こうして省みると、ボケが始まったのではなく、こちらの伝え方が適当だったのが原因なのではと思えてくる。