夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

210607

 今年はコロナの関係で、自由研究の課題について、前半の生徒の発表が終わってから、後半の生徒が取組み、後日発表を行う、という形式となった。今日は前半の発表日で、机に並べられたいろんな作品を自由に見て回っていた。友人はおせちを作ったらしい。一見普通のおせちなのだが、実は、黒豆もいくらも紅白なます数の子も、すべてが卵でできているらしい。アレルギーの関係で食べられるものが制限されている彼女だからこそのオリジナリティあふれるアイデアで、感心しながら説明を聞いていた。

 いろんな人の説明を聞いてまわりながら、自分自身の研究をどうしようか考えていたが、彼女の発表に触発され、自分も飲食に焦点を当てようと思い、テーマを「お茶」に絞ることにした。お茶の葉の分量や発酵度合いを調整してお茶を抽出し、順番に並べてグラデーションを作ろう、とか、毎日いろんなお茶を飲んで味の考察を行う、とか、いろいろ考えてみるが、やっぱり毎日じゃなくて気が向いた時でいいか、など、考えるほどにどんどん構想が雑になっていく。

 突然、ドーンと大きな音がした。音が鳴った方を見ると、入口が爆発して燃えている。呆気に取られていると、炎の中から巨大なPC画面が2つ現れた。競技場のような会場にいるためか、観客席の後ろにそびえ立つPC画面はサッカーゴールを彷彿ととさせた。右側の画面にアナウンサーの女性が現れ、これから行われるゲームのルール説明を始めた。(ほら、やっぱりサッカーをするんだろう)と思って聞いていると、制限時間内にPC画面から出られるかどうかを試すゲームだという。

 アナウンサーはPC画面の説明を始めた。話の内容はよく分からないものの、画面が立体化されていて奥のファイルは本当に(物理的に)手前のファイルの奥にある、ということに気づいて勝手に興奮していた。