夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

211230

 予備校の教室、前方にかたまって数人でおしゃべりしていると、平沢進がやってきてライブのセッティングを始めた。急いで後方の席に座り、教室を見渡せばほとんどの観客が女性である。私と左斜め前の人の机の上にはさっきの模試解説授業のテキストやプリントが出しっぱなしになっている。

 曲が始まった。Parallel Kozackに似ているようで違うメロディ。アレンジなのか機材トラブルか分からずモヤモヤしたままライブは終了し、観客が席を立ってグループを作りはじめた。

 私はぼーっとして座ったままでいたら、いつのまにか取り残されている。7人グループが多いので、6人グループに声をかけて入れてもらおうとするが、奇数人数になるのが嫌だと断られてしまった。他の7人グループに声をかけて入れてもらい、一緒に建物の外へ出た。

 中庭を囲むようにみんなが列を作っている。最後尾に並び、少しずつ前へ進む。メンバーの1人が変形菌の図鑑を持っている。変形菌探しで盛り上がる。床にそれらしき丸いものがぽつぽつ生えている。キノコかもしれないけど。

 左に曲がると、ぐねぐねした道に変わった。小さなカエルがたくさん、ところどころに固まっている。私たちが近づくと一斉に飛び跳ねる。ごま粒ほどの大きさのものもいるので少し虫みたいで怖い。逃げるように前へ進む。思うように足が動かず、途中から片足跳びになる。こっちの方が野生に近いなと思う。

 岩場を登り、山頂を目指す。岩の上にペットボトルのカフェオレが乗っかっている。回収するが、既に片手に自分のカフェオレを持っていたので、両手が塞がってしまった。後ろの人がのどが渇いたと言っていたので岩に乗っていたカフェオレを渡した。その人が一口飲んだところで、数日前からそれが放置されていた可能性に気づいてハッとする。慌てて聞いてみたが、味に問題は無さそう。荷物が減ってせいせいした。

 山頂に着いた。お昼を食べる場所を探す。みんなお弁当を持って来ているが、私は手ぶらなので売店コーナーへ向かう。名物の弁当は売り切れらしい、という誰かの話し声が聞こえる。マリトッツォみたいなフルーツサンドがカラフルでかわいくて気になるが、「1日以上冷やしてお召し上がりください」と書いてあるので断念する。

 レジで定食を頼もうとメニューを見る。蕎麦は朝食べたし、カレーは好きじゃないので、チャーハンにしよう。金額が横の計算表に書かれている。3桁の数字が書かれたカードが沢山カゴに入っている。金額と一致するようにカードを提示すればいいらしい。チャーハンは1600とあるので、650と950のカードを1枚ずつ置く。レジのおばあちゃんは私に尋ねる。

「Lサイズだけどいいのかい?」

よく見ると1600の横にLと書かれてある。普通サイズは1200なので、950のカードを550のカードに取り換え、「これでいいすか?」と聞くと、おばあちゃんは「これでいいんだよ。」と応える。