夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

210623 - 1

 厚紙にヒト型を描いて描いて、描きまくっている。描き終わったら隣の人がそれを切り抜き、フェルトで人形を作る。とにかく我々には時間がない。みんな焦って黙々と作業をしている。厚紙には斜めの格子線が入っており、それに沿って線を描くよう繰り返し指摘されるが、私はすぐに忘れてしまう。そのくせ、次の作業に全く反映されないのに人の顔まで細かく描いたりなんかするので、ただでさえ遅れがちな作業がますます遅くなる。みんなのイライラが募ってきているのをひしひしと感じながらも、なお顔を描くことへのこだわりを捨てられず、そんな身勝手な自分自身に半面焦っている。

 帰り道、駅の改札を出てすぐの小屋に、高校時代の友人たちがいるのを見つけた。ひとりがここで働いているらしいので、彼女の親友が様子を見に来ているのだろう。私が声をかけても迷惑じゃなかろうか、と散々迷った挙句、小屋へ向かった。