夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

210623 - 2

 市民交流スペースにて、私を含め大学生7,8人でテーブルを囲み、月例のボードゲーム大会の運営について話し合いをしている。左隣の眼鏡の学生と彼の正面に座る男子学生が、何やら小難しい話を始めた。何を言っているのかよく分からないが、ここは理解しているふりをして乗り切ろう、と考えていると、正面左のポニーテールの女子学生に見抜かれたようで、わからないなら素直にそう言えば?と強めに諭された。彼女の指摘は正論だし自分でも知ったかぶりは良くなかったと思うが、みんなの前で指摘を受けてバツが悪いなと思っていると、都合よく私の周囲の人々や空間だけが移り変わり、気づけば私はサークルの懇親会の席に座っていた。

 部屋にはいくつかの白い長テーブルが置かれている。学生はサークルごとに分かれてテーブルに着き、賑やかに談笑している。適当に目の前の餃子をつつきながら周りを見渡すと、後方左手にバドミントン部のテーブルを見つけた。(あれ、なぜ私は餃子同好会などというよく分からないサークルに入ってしまったのだ、あっちの方が楽しいキャンパスライフを送れそうじゃないか)と後悔した。

 私の正面には同じ学科の同期が座っていた。彼女もこの同好会に不満を抱いているようで、つまらなそうな表情を浮かべている。話を聞いてみれば、彼女も本当はバドミントン部に入りたかったらしい。同じじゃないか!と更に詳しく聞いてみれば、彼女の弟さんが部長を務めているらしく、それが嫌で入部を断念したらしい。なぜそれが嫌なのか、理由を尋ねたが、彼女は困ったように笑うだけで、何も答えてくれなかった。