夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

220518

 夜の船から外を見る。東京湾の上に浮かぶ、沢山の荷物を載せた巨大なシートを見ている。すぐそばに「鶴岡八幡宮」と書かれたビルがあり、真上には真っ白な四角い箱が浮いている。ずっと見ていると、たまにゆっくり回転する。船内からみんなでもの珍しく観察する。近づくと、四角い箱の窓の中に警官が2人いるのが見える。箱は縦回転もしていたので、人が乗っているとは思わなかった。海に浮かぶこのシートは、おそらく荷物保管場所となっているのではないか。今流行りのコンテナ型ロッカーの海上版である。

 このところ日照り続きである。温暖化のせいで日本はアフリカ砂漠地帯の気候になってしまった。家族3人で家へ帰る道中、この気候にあったアラビアらしい格好にするためのマニュアルを見つける。ズボンの裾を捲り上げ、輪っか状のピンで固定するのである。

 復興支援が何ヶ月かに一度あり、今まで1日だけ参加していた。ただ今までは、母が申し込んでくれていたものに行っていただけなので、今回は初めて、自らの意思で1週間の参加を考えている。しかし、4歳の娘をその間どうしようか。母に預けるしかないだろうか。

220512

 盗みではないが、お店の中で以前買ったらしい商品を他人からもらい、腹に抱えて隠すようにしながら店から出る。

 ブツは、フランスのと中国のいちごである。フランスのは美味しくて中国のは美味しくない。理由は種を買うか自分でつくるかの違いらしい。あっという間にフランスのはなくなり、中国のだけが残る。

 祖母がやってくる。まだ家にフランスいちごがあるらしいので取りに行くことにする。

 日帰りの行きつけ温泉。毎日のように通っていたらとうとうオーナーが出て来た。泊まり前提のメニューを勧めてくる。

220511

 クリスマスパーティを主催している。みんなへの参加依頼、偉い人への挨拶依頼。当日遅刻し、家を飛び出したら、外は雨。もう1人の司会が既に始めてくれている。さりげなく謝りながら席を探す。

 ゲストがきた。まずはロバに乗った猿。鼻が赤い。ほんとに彼らはゲストなのか?ロバを会場に入れちゃって大丈夫か?心配になる。

 次に強面の男。歌詞カードを配ってくれる。中国語で書かれているっぽいのでもう1人の司会を頼る。彼女はカードを見て浮かない顔をしている。歌詞にはなんと書かれているのだろう?どうやら、持っているお金に偽物が結構入ってる、という歌らしい。

 それはまずい、と我々が一つひとつ確認していく。確かにギザギザの500元硬貨など存在しないはずのお金が色々入っている。表彰状と同価格の硬貨だけが偽物らしい。表彰状は緑青付の金属の板である。テーブルに置いてある。裏に値段が書いてあった。男はブツブツ何か言いながら帰っていった。

 一番偉い人がきた。ケーキも一緒に。かすかに流れる音楽に合わせて手拍子するが、誰も乗らないのですぐやめた。しかし、何人か続けてくれる。なので、また手を叩くが、やはりなかなか盛り上がらない。手の甲を平で叩くなどやり方を変えて音を大きくする。全然手応えがないが、やけくそで続ける。

 もうひとりのリーダーが、デザートを見ながら、全部でいくらか?と血相を変えて聞いてきた。そんなに高そうには見えないが…。ひとり300円くらいの想定なのかもしれないが、もっとかけても良いくらいではないだろうか。

 ケーキは縦に積まれているので、幅を取らない。ワゴンを奥へ運ぶ。小学校の同級生が手伝ってくれる。ラズベリーが床に散乱している。お酒を飲んだらもっとかかるが、今回は格安で済んだはずだ、と思いながら、ワゴンを押して歩く。

220504

 キャリアを積むためには、5月2,7,8日にある先輩との交流会に参加しなければならない。今日は7日なので、8日に参加するしか選択肢はない。もうキャリアプランを選択しなければならないと聞いて、まだ何も決めていない私は参加を見送ろうか一瞬迷った。

 7日に参加した同期によると、先輩の前で何か実演させられるらしい。その日は、「目の前に選択に困っている女の子がいたとして、あなたならどう声がけする?」というお題だったそうだ。

 遠くに高校の親友の姿があった。隣のグループらしい。隣の席の子に話しかけてみた。気になっている人が彼女の隣の席にいるらしい。ちらりと目をやると、そこには高校の先生が座っていた。その先生は、穏やかな女性で、彼女の優しさに甘えて課題をろくにやらずにいた過去を思い出して苦くなる。隣の子には、余計なことを聞いたなと少し焦る。

 交流会について隣の子に相談する。「先輩に今日聞いたらいい」と返された。ちょうど主催者のがいたので、聞きに行く。下着のままだったことに気づき、恥ずかしくなる。「気張らなくていいよ」、という、なんともはっきりしない返事をいただいた。

 さっき見かけた親友と話しながら職場の中を歩く。栗田美術館のようにだだっ広い職場だ。既におおかた上司に案内してもらったことを自慢する。例えば、あの建物の屋上や、高校のグラウンドは一度行ったので、よく知っている。グラウンドには、前来た時は生えていなかったクローバーがたくさん生えていた。

 いつのまにかセーラー服を着て歩いている。男子はスーツで、規定通りの服装なのだが、なんとなく全体的に制服ディズニーに来たみたいな感じがする。

220430

 アイスランドのとある一家にお邪魔している。その家の夫婦からここで暮らすルールについて説明を受けている。

 突然、細くて異様に背の高い馬がたくさん出てきて、端から順に詰めて整列を始めた。列に並んだ馬は下に生えている草を食べ始めた。ある程度食べ終わったらその草の上で眠るのだそうだ。

220406

 友人と電話で喋りながらエレベーターに乗り込み、上の階にある自室に戻ろうとボタンを押すが、反応しない。乗り込んだエレベーターは下に降りるところだったらしい。急いでいたので、そのまま何度も上の階のボタンを押していたら、エレベーターは止まってしまった。

 ピーという音がして、係員に繋がってしまった。「どうされましたか?」という声が聞こえる。事情を説明するが、焦れば焦るほど言葉が出てこず、要領を得ない説明に係員はイライラしているようだった。

 スマホを耳に当て、係員の説教を聞きながら歩く。だんだん耳からスマホが外れる。たまに耳に当てると、どうやら友人どころか研究室の全メンバーにまで私が失態を犯したことの連絡がいってしまったらしく、事情聴取をする係員と研究室メンバーの議論が始まっていた。

「私たちはそのことについて何も知らない」

というメンバーの声。大事になってしまい、友人に申し訳なく思う。

 周りが騒がしくて電話の声がよく聞こえない。人混みをかき分けて静かな場所を探す。待合室のようなところに人がたくさんいるが、みんな黙っていてとても静かな場所を見つけた。その席に座ることも考えたが、みんなに会話を聞かれたくない。静かすぎるのもよくない。