夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

211004 - 2

 小学校の社会科見学でペットショップに来た。水族館みたいな馬鹿でかいショーケースの間を歩いていると、奥の方から高校の同級生が大型犬と戯れながら現れた。彼女はここで働いているようだ。確かに大型犬が似合う人だと思って彼らの様子を見ていると、次第に大型犬と思っていたものが実は毛の長い大型のオウムであることが分かってきた。

 今度は右後方からチワワが飛び出してきた。どこからか脱走してきたらしいので急いで捕まえ、隅に置いてあった三脚入れのような長い袋にチワワをしまった。私と一緒にチワワを捕まえていた人が、奥の方に何かあるのを見つけた。近づいてみると、白くて細長い四角柱の筒が床から突き出している。筒の先の方の側面には四角い穴がくり抜かれており、筒の中に入っている何かが底の方からぴょこぴょこ浮き上がって、たまに穴から頭を出すのが見えた。ああ、思い出した。これは在りし日に同級生がつくって、ずっとここに隠していたやつだ!満を持して今、この筒を有意義に使うべき時がきたのだ。

 すかさず同級生のひとりが遠くにいる子に向かって雑巾を投げた。すると雑巾を投げられた子が持っている棒からプラズマが放たれた。我々は急いで例の白い筒を手に取ってかざした。すると空中に放たれたプラズマは全て筒の先端に集められ、雑巾を投げられた子の持っている棒と我々の持っている筒とがプラズマで繋がった。そのまま我々は筒を傾け、教室中にプラズマが行き渡るようにぐるぐる振り回した。

 ひとしきり遊んだあと、筒を地面の上に落とし、残っていた火種を履いている革靴で踏んづけて消した。ふと周りを見渡すと、辺り一面崩壊しており、消防車やパトカーが何台も停められている。捕まるのではないかと不安になったが、その心配はなさそうなので、担任の先生とみんなで建物の崩壊した跡地を歩いた。地面が泥だらけでズボンも泥まみれになるが、もともと泥のような色のズボンを履いているのでほとんど目立たない。こうなることを想定して遊んでいたことを突っ込まれるとあとあと具合が悪いなあ、と考えながら歩いた。

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