夢日記

書き留めた夢を文章にして公開しています

210526

 5人横並びになって、◯か✕の書かれたボードを掲げてクイズに答える、という遊びをしていた。友人は、クイズがひとつ終わるたびに5人の回答をスマホの写真で記録しており、全ての問題が終わった時点でカメラロールを私に見せに来た。どうやら私の正答率の低さに怒っているようだ。確かに、「藤原利通が好んだ飲み物は何か?」という問いに対して「桃の天然水」と答える(正解は「お茶」)などのレベルの低いヘマは何度かしたものの、正解した問題もいくつかあるし、そこまで怒らなくても…と思い、

「いや、あなたの正答率が高いのは医学部だからじゃん!」

と反論した結果、口論になってしまった。最終的には和解し、彼女がこちらに手を振って帰っていくのを見送って、次のクイズに参加した。

 今度は、父、母、私の3人で問題を出し合い、答えられなければ別室へ移動し、最後に残った1人が用意されたデザートにありつける、というゲームであった。1問目辺りで父が早々に脱落し、別室へ移った。5問目に入った時、母が

「このゲームは6問目まで続くでしょうか」

という問題を出してきた。「はい」と答えた結果、私は不正解となり、別室へ移動するよう母に指示された。

 しかしどうだろう、確かに、私は5問目で負けたのでゲームはここで終了し、6問目までは続かなかったわけだが、私が「いいえ」と答えた場合、回答者が正解する限りゲームを続ける、というルールに則るならば、私が正解としても不正解としても矛盾が生じてしまうではないか。それならば私は「はい」というしかなく、それを不正解とするのはあまりにもやり方が汚いのではないか。

 このように主張して母にたてつくも、主導権は出題者側にあるということで取り合ってもらえず、しばらく揉めていた。なんだかんだ勝敗がうやむやになり、みんなでデザートを分け合うことにした。母と私は、別室にいる父を呼び戻しに向かった。